携帯3キャリア公式サイト管理

導入先

自社展開サービスとして構築。

システムの特徴・紹介

携帯電話のWeb機能は、機種により性能の差が大きく存在し、さらに、細かい箇所での反応が異なります。
公式サイトでは各キャリアの様々な機種にて厳格なテストが実施され、問題のないサイトのみ公開が許可されますが、公式サイトの管理システムでは、携帯主要3キャリア(docomo、au、SoftBank)のテストをクリアできる品質を保持する仕組みを取り入れます。
機種・スペック(性能)による出力分岐、キャリア間で異なる絵文字の自動変換など、公式サイト運営に必要な様々な機能を実装します。
※公式サイトは各キャリアから公式コンテンツプロバイダ(CP)に認定された企業のみが提供できます。

システムの主な機能

Webサイト更新システム(独自CMS)では、以下のような機能を実現しています。

キャリア・機種による出力分岐

機種登録を行い、キャリア・機種により出力する絵文字や画像・動画のサイズなどを決定してページを出力します。

キャリア間の絵文字変換テーブル

それぞれのキャリア同士で、あるキャリアのどの絵文字に対してはこの絵文字を出力する、という設定を行います。
また古い機種は使える絵文字が少ないため、これらに対する設定も行えます。

課金システム連携

公式サイトの情報量は通話料金と合わせて請求されるため、キャリアの課金システムとの連携を行い、キャリアのデータベースと管理システムのユーザーデータベースの整合性を保ちます。

待受画面・動画等のダウンロード

画像等を登録者のみへのダウンロードとするため、Webからアクセスできる場所にはファイルを配置せず、プログラムを介してID認証を行っての提供を行います。

コンテンツの配信予約

毎月定期的な情報の更新が必須とされるため、待受画像等はいくつかをあらかじめ作成しておき、日付により配信開始を設定することができます。

新着表示設定

携帯コンテンツの更新は頻繁で多岐のメニューに渡りますが、メニューにより更新頻度も異なるため、メニューごとに新着表示のロジックを定めます。
「Aメニューの情報は公開から○日以内の最新のものを新着としてリストする」というような設定を行います。

IPアドレス制限

携帯キャリアが使用するIPアドレスのみ通信を許可することで、不正アクセスを強力に制限します。
※追加変更などは随時更新を行います。
※IPアドレスに制限をかけた場合、一般の検索エンジンからのアクセスはなされなくなります。

システム応用事例

頻繁に更新が発生する3キャリア対応のサイトを構築・管理していきたいサービスは、公式サイトではなくても、同様のシステムを有効に利用できます。

また公式サイト類似の品質を出したい携帯サービスにも有用です。
※公式サイトではCPは各キャリアの検証センターにて全機種の検証が行えますが、一般サイト(勝手サイト)で機種ごとの検証が必要な場合には民間の検証センターを利用します。

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